Maxaltoのために楽曲《Surroundings》を手がけた作曲家、中野公揮へのインタビュー。
それは、これまでにない“感覚の次元”を通してブランドを体験へと導く、音楽による試みです。

示唆に富んだ音のレイヤーが五感をやさしく呼び覚まし、来場者をMaxaltoのコレクションを巡る静かな旅へと誘います。
空間、家具、そして音楽が響き合いながら、Maxaltoの世界観をより深く、より感覚的に体感できるひとときが生まれます。

日本人作曲家 中野公揮が、自身とピアノとの原点的な結びつき、エレクトロニック・ミュージックとの関係、そしてMaxaltoとのコラボレーションについて語ります。

物語の舞台となるのは、芸術家としてのキャリアを確かなものにするため移り住んだ街、パリ
この街の空気とともに、彼の音楽的探求と創作の背景が静かに紐解かれていきます。

「Maxaltoのコレクションを囲み、人々が集い、心地よい時間を共有する情景は、とても自然に思い浮かびました。私はその空気感や余韻に寄り添うような旋律を、音楽として紡いでみたのです。」

この音楽作品は二つの章で構成され、それぞれに固有のパーカッシブでリズミカルなサウンドを通して、人と環境との関係性を探っています。

第一章の舞台は、Maxalto Homeのリビングおよびダイニングエリア。
そこは、人が集い、語らい、時間を共有するためにデザインされた、活気と親密さに満ちた空間です。

続く第二章では、よりプライベートな領域へと視点が移ります。
ホームスタジオやナイトエリアといった静かな空間を舞台に、内省的で落ち着いた時間が音楽として描かれます。

KOKI NAKANO

中野公揮は、1988年福岡県生まれの作曲家・ピアニスト。
東京藝術大学 作曲科で学んだ後、活動の拠点をパリへ移し、国際的なキャリアを築いてきました。

これまでに、ルーヴル美術館シャトレ座(パリ)、Cadogan Hall(ロンドン)、Lincoln Center(ニューヨーク)など、世界有数の舞台でリサイタルを行っています。

2016年には、フランス人チェリスト ヴァンサン・セガール とのコラボレーションによるファーストアルバム『Lift』を、パリ拠点のレーベル Nø Førmat! より発表。
2020年4月にはセカンドアルバム『Pre-choreographed』をリリースしました。

2021年には、世界的振付家 ダミアン・ジャレ による作品『Brise-lames』(衣装・舞台美術:JR)のオリジナル音楽を作曲。
その音楽を パレ・ガルニエ にて、パリ・オペラ座 のオープニング・ガラ公演でライブ演奏しました。

そして2022年5月13日、最新アルバム『Oceanic Feeling』を発表しています。