THE PARISIAN HOME IS THE HOME OF MAXALTO
パリの住まいが、マクサルトの故郷
アントニオ・チッテリオにとって、クラシックな室内の雰囲気を大切にしつつ新しい空間を創造するということは、「住まいのあり方」そのものを、毎回あらためて見つめ直すことを意味します。アントニオ・チッテリオにとって、クラシックなインテリアの雰囲気を受け継ぎながらも新しい空間を創造するコレクションを考案すること。それは、私たちの住まいのあり方、その本質自体を、毎回深く見つめ直すことを意味します。
ピエロ・アンブロージオ・ブスネリとアフラ&トビア・スカルパの理念のもとに生まれ、アントニオ・チッテリオの手によって発展を遂げてきたMaxaltoの家具は、いまや“モダン・ネオクラシック“を体現する存在となりました。“モダン“であるのは、それがル・コルビュジエやミース・ファン・デル・ローエの厳格さに敬意を払いつつもより自由な精神をもったジャン=ミッシェル・フランクの思想と共鳴し、また、“ネオクラシック“であるのは、その造形や仕上げが、イタリア人建築家の現代的な視点を通して生まれているからです。Maxaltoは文化的背景への理解が重要で、また様々なスケールの創作に一貫した、知的で芸術性にあふれたチッテリオのヒューマニズム(人間中心主義)なアプローチが、その本質となっています。新たな建築や都市空間を設計する彼は、同時にインテリアデザインの領域において、家具の形や型が過去との断絶ではなく、時間をかけて進化していくものであることを深く理解しています。リビング、ダイニング、ベッドルームといった伝統的な空間を持つ「家」は、いくつかの大きな違いを伴いながらも、再び人々が交流する「核」としての地位を取り戻しつつあります。そこではテクノロジーの発展によって、遠く離れた人々とつながることも、洗練されたデバイスと対話することも、また単に会話や遊び、くつろぎを楽しむことも可能になりました。テクノロジーの目覚ましい加速のおかげで、それらの空間では今や、人と人との親密なコミュニケーションと、電子的なコミュニケーションが共存しています。遠く離れた場所と対話し、洗練されたデバイスと触れ合い、遊び、楽しみ、語らうという時間を見つめ直すことができるのです。このように複雑化した現代の住環境においても、Maxaltoが提唱する「クラシック・モダニズム(あるいはモダン・クラシシズム)」の価値は変わりません。むしろ2020年に発表された新作をはじめ、アントニオ・チッテリオによるMaxaltoの全体像は、現代のライフスタイルの変化に寄り添いながら、有機的に進化し続けています。それは、単なる家具のコレクションではなく、インテリア文化そのものを私たちのライフスタイルの変化とともに更新し続けるプロジェクトなのです。
使命
時代を超越したライフスタイル・インテリアにおいて、卓越性を追求し続けること
価値観
厳選された素材 / 卓越した品質 / クラフツマンシップと技術の融合 / 受け継がれるヘリテージ / フォルムの調和 /
トータルな空間提案 / 一貫したスタイル / 伝統への敬意と革新
