Maxaltoは、創立50周年を記念し、オランダのアーティスト、Patrick van Riemsdijk(パトリック・ヴァン・リムスダイク)を迎えました。
彼独自の書道スタイルをLilum(リルム)ソファに施した、50台の限定エディションを発表します。
これらのモデルにはシリアルナンバーと証明書が付属し、アーティストの特徴的なトレードマークスタイルを再現したカスタムファブリックが張られます。

「アートにおいても人生においても、均衡は並置の中に見出すこともできれば、調和の中に見出すこともできます。Maxaltoと私がそのどちらで成功したのかは、ご覧になる皆さんの自由な判断にお任せしますが、私自身は、この最終的な作品が、素晴らしい言語的な調和を表現していると確信しています。」
— Patrick van Riemsdijk

アーティストとブランド、両者の概念的世界観が響き合う点には、手仕事の技術も含まれます。
だからこそ、画家が選ばれたのは偶然ではないのです。
ヴァン・リムスダイク氏の絵画が絵筆を操る才能の結晶であるように、
Maxaltoの製品は、椅子張りや家具製作といった古くからのノウハウを使いこなし、伝承する人々の技術から生まれます。
これらは芸術ではなく職人技です。
しかし、その職人技に内在する芸術性こそが、形状と機能の間の永遠の対話に参加することを可能にするのです。

「私が家具にペイントしたのは、これが初めてでした。私はLilumソファを、まるで一つの彫刻のように扱うことに決めたのです。丸みを帯び、ほとんど生物形態的とも言える形状を持つ彫刻。そして、誰かが座ったり横になったりしたときに、命が吹き込まれる運命にある彫刻です。 まさにそのソファの曲線に、私は三次元性を見出しました。それは、私の絵画では普段表現することのできないものでした。」
— Patrick van Riemsdijk

Lilum 50 dormeuse, artwork by Patrick Van Riemsdijk
DESIGN ANTONIO CITTERIO

Maxaltoの50周年を記念し、わずか50台のみ生産される貴重な限定エディション「Lilum 50(リルム 50)」をご紹介します。
張地には、このコレクションのためだけに使われる上質なリネンを採用。
MaxaltoのR&Dセンターが微調整を加えた再現技術により、そのリネンは、オランダの画家 Patrick van Riemsdijkのためのアーティストキャンバスへと昇華しました。
ヴァン・リムスダイク氏の荒々しくもエレガントな筆致は、Lilumの丸みを帯びた形状と洗練されたコントラストを描き出すと同時に、その無駄のないフォルムと完璧に調和しています。
この作品は、これまでも Made in Maxalto を特徴づけてきた、言語とスタイルの見事な融合の、さらなる実例と言えるでしょう。
Lilum 50 には、アントニオ・チッテリオの署名と限定版のシリアルナンバーが記された証明書が付属します。


PATRICK VAN RIEMSDIJK(パトリック・ヴァン・リムスダイク)
ユトレヒト(オランダ)に生まれ、現在はパルマ・デ・マヨルカ(スペイン)在住。 彼が(今回のプロジェクトに)選ばれた理由は、その荒々しくも洗練されたスタイルにあります。 それは、筆致の原初的なシンプルさと、日本の伝統芸術である書道を想起させる洗練されたフォルムとを並置させることで、見事な調和を生み出します。
ART DIRECTION JUMA
VIDEO AND PHOTO FORTE
PHOTOS BLACK AND WHITE
COURTESY OF PATRICK VAN RIEMSDIJK
