現代中国の文化に深く根ざしながら、国際的なデザイン視野を併せ持つ スティーブ・リュン(Steve Leung) は、
コンテンポラリー・インテリアデザイン界において極めて独自の存在です。

「良いデザインとは人間を中心に据えたものであり、普遍的な価値を表すもの」
この信念に基づく彼の哲学は、大規模なプロジェクトから小規模な空間づくりに至るまで、一貫して表現されています。

香港の中心に位置するプライベートクラブのプロジェクトでは、
Steve Leung が Maxalto コレクション のもつ本質的な魅力を、自身の美学を通して見事に体現しています。

スティーブ・リュン・デザイン・グループ(Steve Leung Design Group)は、
世界的に知られる建築家・インテリア/プロダクトデザイナーである
スティーブ・リュン(Steve Leung)によって1997年に設立されました。

本社を香港と上海に構え、500名を超えるデザイナーおよび専門スタッフを擁する同グループは、
アジア最大級のインテリアデザインスタジオのひとつとして知られています。

その活動領域は多岐にわたり、
高級住宅、サービスアパートメント、モデルルーム、セールスオフィス、クラブハウス、ホテル、
レストラン、商業施設、オフィス空間、シニアレジデンス、医療・ヘルスケア施設など、
幅広い分野で高品質なデザインソリューションを提供しています。

CLUB C+ HONG KONG

活気あふれる香港・中環(セントラル)の街並みに佇む Club C+ は、
シガー、上質なスピリッツ、ティー、食の愉しみ、そしてアートを愛する人々のための
プライベートクラブです。

「C+」という名称は中国語で「私邸」を意味し、
スティーブ・リュンにとってこのプロジェクトは、
まさに“第二の我が家”のような心地よさと洗練を備えた空間の再解釈となっています。
なかでも、プライベートダイニングを備えた構成は本プロジェクトの大きな特徴です。

空間の隅々にまで細やかな配慮が行き届き、
家具の選定からアートコレクション、照明の演出、フラワーアレンジメントに至るまで、
すべてが完璧な調和をもってデザインされています。

「Maxalto の緻密な完成度と、素材が織りなす巧みな調和が、
“Club C+” に温もりある雰囲気をもたらしている。」
— スティーブ・リュン

 

BEHIND THE PROJECT

Maxalto の家具とともに空間をデザインするということは、
その技術的・美的完成度を理解し、その表現力と独自の価値を共有することを意味します。

映像シリーズ “Behind the Project” では、
自らのプロジェクトに Maxalto を選んだ建築家やインテリアデザイナーたちが登場し、
ブランドへの共感と創造のプロセスを語ります。
彼らの言葉を通じて、Maxalto がいかに空間に生命と静かな存在感をもたらすかが描かれます。