旅とスタイルをテーマにした英国誌『CEREAL』が、アントニオ・チッテリオによるマクサルトのソファ〈アポロ〉を新たな視点で再解釈しました。

静かなロンドンのスタジオでは、〈アポロ〉のシェーズロングが、ポール・フィルプやカリーナ・スマグロフによるビスケットトーンの滑らかな陶器作品、ローレンス・カルヴァーとリザ・ジャイルズによる素材感あふれるアートピースとともに並び、オーク材やトラヴァーチンの台座の力強い造形と対話するように配置されています。

この洗練された空間において、〈アポロ〉の柔らかなフォルムは穏やかな心地よさを誘い、座る人々が自然と向き合い、語らい、開かれたひとときを共有するよう促します。

Words: Libby Borton, Photos: Jake Curtis, Styling: Louisa Grey

「内側へと弧を描くカンマ型のシェーズロングは、くつろぐ人の身体のラインに寄り添うようにデザインされている。」

“Apollo: Purposeful Ease”, Cereal Magazine, 2020