白と黒の使用、強いコントラスト、光と影の戯れ。

ケイトの表現力豊かな言語とスタイルは、マクサルトの世界観と共鳴し、このコラボレーションの礎となっています。

ファッションやジュエリー、コスメティックといった分野、そして小〜中サイズの静物撮影における彼女の経験が、家具やインテリアアイテムにも“彫刻的(プラスティック)”なアプローチをもたらしました。

彼女は形と光の関係性を巧みに操り、静物に生命を吹き込むように空間を構築します。

ケイト・ジャックリング

ロンドン出身のケイト・ジャックリングは、アナログ写真への情熱と暗室で過ごした数え切れないほどの時間を原点に、写真家としてのキャリアを築いてきました。長年にわたり大判カメラを扱う中で培った技術的知識に加え、バウハウス運動から映画、そして日常の風景まで幅広い影響を受けながら、静物写真の分野で独自のスタイルを確立しています。

彼女は、反射を巧みに操りながら、エレガンスとシンプリシティを融合させる手法を得意とし、被写体・光・空間のあいだに親密な関係性を生み出します。

現在はミュンヘン、ロンドン、パリ、ニューヨークを拠点に活動。

主なクライアントには、Another Magazine、British Vogue、Le Monde d’Hermès、Le Monde、Pleasure Garden、T Magazine、B&B Italia、Burberry、Calvin Klein、Chanel、Jo Malone、La Mer、Louis Vuitton、Tiffanyなど、名だたるブランドやメディアが並びます。