Marcel Wanders マルセル・ワンダース
マルセル・ワンダースは、オランダのボクステルで育ち、1988年、アーネム美術学校を優秀な成績で卒業しました。現在は、スタジオを所有しているアムステルダムで工業製品のみならず、建築プロジェクト、インテリアデザインにも携わっています。彼のスタジオでは、モーイ(彼がアート・ディレクターを務めています)、ビサッツァ、ドローグ・デザイン、フロス、マンダリーナ・ダック、B&B ITALIA、ヴィトラをはじめとする国際的に優れたブランドの製品やインテリアをデザインしています。ワンダースは、2005年の国際デザイン・イヤー・ブックの編集者を務め、ロッテルダム・デザイン賞(彼自身の製品も何度もノミネートされています)、コー・リアン・リー賞など、様々な賞の審査員でもあります。サンフランシスコMoMA、リム・ギャラリー、デザイン・アカデミー、ナイキ、国際家具デザインフェア(IDFA)、フューチャー・デザイン・デイズで講演を行い、多くのデザイン・アカデミーで教えています。マルセル・ワンダースの幅広いデザインは、ニューヨークやサンフランシスコの近代美術館、ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート美術館、アムステルダム市立近代美術館、ロッテルダムのボイマンス・ヴァン・ベーニンゲン美術館、ユトレヒト中央博物館、コペンハーゲン装飾芸術博物館など、世界中の多くの重要なデザインコレクションや展覧会に選ばれています。