Kensaku Oshiro ケンサク オオシロ
大城健作は、イタリアのミラノを拠点とする様々な受賞歴のある日本人デザイナーです。
1977年に沖縄島で生まれ、日本で幼少期を過ごした後、イタリアに移住しました。
1999年にミラノのScuola Politecnica di Designを卒業し、ミラノとロンドンの著名なデザインスタジオで大きな経験を積んだ後、2015年にミラノに自身のスタジオを設立しました。
彼のデザインアプローチは、多文化的な経験と、プロジェクトの関連する文化と環境を理解することに基づいた新しいデザインの可能性を絶えず探求することに特徴があります。現在、主にヨーロッパの主要デザイン企業と協力しており、建築プロジェクトから家具、工業生産規模の製品まで幅広い分野に渡っています。
2006年にはサローネサテライトでデザインレポート賞の最優秀賞を受賞し、2018年にはメゾン&オブジェで「イタリアの若手有望人物」に選ばれました。さらに「Best of Year Award」(Interior Design誌 2022年 米国)、「Wallpaper Design Award」(2022年)など様々な賞を受賞しているほか、EDIDA 2016では「ヤングデザインタレント賞」、EDIDA 2022では「デザイナーオブザイヤー」にノミネートされました(ともにElle Decor Japanによる)。